心が晴れない眠れない時は心療内科へ相談|早期受診が改善の鍵

心身症の治療を行う診療科

2人の医者

心の苦悩による身体的症状

心の悩みがある場合、精神科にかかった方がいいのか心療内科にした方がいいのかわからないことがあります。どちらを受けても同じようなイメージがありますが、明確な違いがあります。心療内科の場合は、心に悩みがある結果、身体的な症状が出ている場合に治療をするところです。例えば心に悩みがあって、朝起きるのが辛くて会社を休む場合は診療内科です。動悸やめまい、下痢や便秘、身体が疲れやすいなどの身体的症状がある時は心療内科で診察を受けることになります。精神科の場合は気分がイライラしたり気分が落ち込んだりなどのように精神的な症状の場合に治療を受けます。このように心的な原因によって身体症状がでる病気を心身症といいます。心療内科とは心身症を扱うところなのです。心身症は身体の疾患なので、心療内科の治療ではその症状がどのようにして表れたのかの背景を探ります。社会環境、家族環境などが患者に与えている影響を突き止めることによって、治療を行うのです。心療内科が扱う患者の多くが、ストレスを抱えていることがわかっています。一般の人はストレスをうまく解消することによって正常を保っていますが、患者の多くはストレスに適応できず、それによって身体に異常をきたしているのです。

心身症はストレスが原因

心身症にかからないようにするには、いかにストレスと付き合うかが大事になってきます。人間は誰でもストレスがあります。生物学的にいえば生きていること自体がストレスになっているのです。ストレスを完全になくすには死ぬしかないということにもなるのです。大事なことはストレスの受け止め方と上手な解消の仕方を身につけることです。それは日常生活の中で工夫することで身につきます。例えば1日の終わりにぬるま湯にゆっくり浸かるだけでもストレスの解消になります。それによって熟睡できます。質の良い睡眠を取ることもストレスの解消になるのです。また仕事とは関係ない自分だけの趣味を持つということも大事です。仕事でイヤなことがあってストレスが溜まっても、好きな趣味に没頭することで解消できるのです。このような解消法は急にはできないので、若い頃から意識して身につけておく工夫をすることです。例えば好きな音楽を聴くだけでもストレスを解消することができます。またジョギングなどの有酸素運動をすることも効果があります。運動している間は悩みも忘れることができます。良い汗をかいて、ぬるま湯に浸かれば良い睡眠がとれます。このような日常生活の工夫によって、ストレスへの耐性を作ることができます。